からだは、あなたの敵ではありません。
「運動した方がいい」
頭ではわかっているのに。
からだが動いてくれない。気持ちだけが焦って、さらにつらくなる。
そんなご経験をされた方も、きっと少なくないのではないでしょうか。
無理をして動いて、腰を痛めてしまったことがあります。
「結局、自分はダメなんだ」と、また自分を責める材料にしてしまう。
そうして、からだを休めるつもりが、心まで閉じてしまうような日々が続く。
けれど今なら、あの頃の自分に一つだけ、伝えたいことがあります。
からだは、何も間違っていなかったのです。
動けなかったのは、怠けていたからではありません。
守るために、止まってくれていただけなのだと、今ならわかります。
もっと早く、“正しいからだの情報”を知っていたら、
無理をする前に、立ち止まることができたかもしれません。
たとえば、
骨は刺激を与えないと弱くなってしまうこと。
でも、その“刺激”は、激しい運動である必要はないということ。
ゆっくりと呼吸しながら姿勢を整え、自分の重さを感じるだけでも、
骨や筋肉は、少しずつ、確実に目覚めていくということ。
こうした大切な情報を、私たちはこれまで知らずに過ごしてきました。
からだは、繊細で、正直で、
そして、本来は“変わる力”をちゃんと持っています。
変われないのではなく、変わり方を知らなかっただけなのです。
たとえば、
椅子に座るときの姿勢を少し変えてみること。
台所に立ったとき、両足をしっかりと地面につけてみること。
息を吐くとき、肋骨がどう動くのかを感じてみること。
その一つひとつが、身体を育てる「はじまり」になります。
小さな意識が、未来の身体をつくります。
からだは、あなたの敵ではありません。
そして、今もずっと、あなたの味方でいてくれています。
この文章を読み終えたあと、ほんの少しで構いません。
呼吸に、意識を向けてみてください。
それだけで、すでにあなたは変化への第一歩を踏み出していらっしゃいます。
μ pilates studio神楽坂